先日、東京でがん専門の自然療法の治療院をされている、 遠藤聡哲先生が来阪された機会にケイシー療法を学びに行きました。

遠藤先生は、1800人以上ものがん患者さんの治療に携わってこられ、その経験から、学ばせていただくことがたくさんありました。(遠藤聡哲先生のHP⇒こちら)
ところで、ケイシー療法をご存知でしょうか。
ケイシー療法のケイシーとは、エドガーケイシーさんの事です。
エドガーケイシーとは
エドガーケイシー氏はリーディングによって、様々な病気の治療方法を伝えてきた方で、亡くなられてから半世紀以上経つ今も、残された情報がきわめて高い実践性と普遍性を備えているために、 そのリーディングに基づいて、沢山の難病治療にあたっておられる治療家さんが世界中にたくさんおられます。
そのケイシーのリーディングに基づいた療法を『ケイシー療法』といいます。
ご興味を持っていただいた方はこちらに詳しく説明頂いておりますので、ご覧ください。
私がケイシー療法を知ったのは、もうずいぶん昔になると思います。
マクロビを学んでいるときに、自然療法の本や、リーディング関係の本をたくさん読んでいて知ったのですが、その時は、そういう療法があるのだな。という感じで実践には至ってませんでした。
そして、10年ほど前に子宮腺筋症(子宮内膜症)だと診断を受けてから、また自然療法に目が向くようになり、その頃から、ケイシー療法で一番有名な、「ひまし油湿布」を試してみるようになりました。
ただ、3日やって、4日空ける。オリーブオイルを飲む。とややハードル高めのミッションは、その時の私には(いや、基本ずぼらなだけ)長期間続けることができませんでした。
今回は、施術に取り入れたいと、あらためて聡哲先生に学ばせていただいたのです。
ひまし油
ひまし油とは、植物のトウゴマ別名ヒマ(蓖麻)の種子からとる、粘性(粘り気)が強い100%植物油です。
トウゴマの種子には毒素リシンが含まれていますが、( ガラガラ蛇の毒12,000倍以上の毒性 )それらはすべて残りかすに含まれ、オイルには毒の心配はありません。
ひまし油の歴史は古く、紀元前4000年前の古代エジプトのお墓からも発見されているそうです。当時のエジプトの医師たちは、ひまし油を目を刺激から守る薬として使用してきたと言われています。
現在のひまし油の薬としての使用方法は、内服薬としては便秘薬と下剤。そして外部塗布用としては、パックや湿布薬によく使われています。
ひまし油は鎮痛剤や抗炎症剤として効果が高いとされています。

ヒマシ油の美容効果
シミ隠し
肌の保湿
ニキビ肌の改善
いぼの除去
皮膚の炎症を抑える
妊娠線やセルライトの修復
髪の成長を促す
ネイルケア
フェイスケアについてのまとめは⇒こちら
ヘアケアについてのまとめは⇒こちら
ヒマシ油の薬用効果
関節痛、関節炎を和らげる
背中、腰の痛み
筋肉痛の緩和
目の疲れ、ドライアイ
傷の消毒、痛み止め
痔の治療
水虫の改善
下剤
整腸作用
このように薬効性の高いヒマシ油を使用した施術を取り入れていることで有名なのがケイシー療法です。
ケイシー療法
エドガー・ケイシー療法の原理は、英語の頭文字をとって「CARE」と呼ばれます。
・Circulation (循環)血液・リンパ液からなる体液の循環
・Assimilation (同化)食べた物を適切に消化吸収すること
・Relaxation / Rest (休息/休眠) 体を充分に休めること
・Elimination (排泄)体内の老廃物を適切に排泄すること
ケイシーは特に4番目の「排泄」を重視し、体内に毒素(老廃物)が蓄積されることを病気の最大の原因と見なしています。
体内に蓄積された毒素(老廃物)を排泄する方法として、ケイシーは食事による方法の他に、温熱ひまし油湿布、リンゴダイエット、コロニクス(洗腸) などを勧めています。
また血行やリンパ液の循環を円滑にするものとして、ケイシーは各種のオイルマッサージ、(首出し)サウナやスチームバスなどを勧めています。
かめびわんでは、このケイシー療法の中でも『温熱ヒマシ油湿布』と、『ケイシー流の脊椎の毒素排出マッサージ』を取り入れることとなりました。
ガンの方が治療の一つに取り入れられていることで有名なヒマシ油湿布ですが、体質改善を目指す方にもおすすめです。
また、首だしサウナと同様に利用していただける、「びわ・よもぎ蒸し」を導入予定です(来年度導入予定)
メニュー改訂しなきゃっ!!
12月7日からメニューには加わりますので、興味ある方はお問い合わせください。
過去に自分がしてきたことが、ここにきてまたひとつまたひとつ、つながっていっています。
食のことや、精神世界の事、リーディング、自然療法・・・
自分にないものを探して追いかけてしまうことも多いけれど、今の時期、一度立ち止まって、自分の中にあるものやすでに経験しているものに目を向ける作業というのも大切だなぁと改めて感じています。
年末年始に向けて、一年を振り返ったり、次の一年のことを考えたりする機会もあるかもしれませんが、是非一度ご自身の棚卸をして、やってきたこと、やってみたいことを紙に書き出してみられることをお勧めします。
自分の中にヒントって案外落っこちてたりしますよ♪
最後まで読んでくださってありがとうございます。